株式会社サークルKサンクスは、給料を15分単位で「丸め」ないでください!~給料を1分単位で支払ってください~
株式会社サークルKサンクスがフランチャイジーに提供している勤怠システムには、「勤務時間丸め設定」なるものがあります。その設定では、「15分」「10分」「5分」の単位で出退勤の時刻を「丸め」てしまい、切り捨てることができるようになっています。
実際、ブラックバイトの組合員が所属するフランチャイジーが経営する店舗においては、出勤時間、退勤時間ともに15分単位で「丸め」る設定になっており、15分未満の端数が切り捨てられていました。


しかし、使用者には、日ごとの労働時間を1分単位で把握し、賃金を1分単位で支払う義務があります。1日につき1分を超える労働時間を切り捨てることは、労働基準法24条(賃金の全額払い)違反にあたります。
そのため、サークルKサンクスが提供している勤怠システムの中の「勤務時間丸め設定」は、違法行為を誘発するものだといえます。
そこで、ブラックバイトユニオンは、本日サークルKサンクス本社に対し、「勤務時間丸め設定」を廃止し、賃金を1分単位で支払う以外の選択肢をなくすよう求める公開要望書を提出しました。
労働時間を1分単位で支払わないという違法な労務管理は、コンビニ業界をはじめ様々な業界で行われています。こうした社会全体で広がる違法状況を是正するためにも、皆様に今回の要求の応援の意味を込めて、ネット署名でのご賛同とソーシャルメディアでの拡散をお願いします。
【以下、公開要望書の内容】
2016年3月15日
株式会社サークルKサンクス
代表取締役社長 竹内 修一様
ブラックバイトユニオン
共同代表 渡辺 寛人
公開要望書
拝啓
早春の候、貴社におかれましては、益々御清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
私たちブラックバイトユニオンは、学生アルバイトで働く若年労働者の労働条件の改善に取り組む個人加盟の労働組合です。
当組合は今年1月19日、貴社のフランチャイジーである株式会社コンビニ・Y&N(以下、Y&Nという)に対し、賃金不払い等の労働基準法違反を改善するよう団体交渉を申し入れました。同月28日、当組合はY&Nと団体交渉を行ったところ、貴社がフランチャイジーに提供している勤怠システムの中に、「勤務時間丸め設定」なるものが存在することが判明しました。そこでは、「15分」「10分」「5分」の単位で出退勤の時刻を丸めることができるようになっています。実際、当組合員の所属する店舗においては、出勤時間、退勤時間ともに「15分」単位で丸める設定になっており、15分未満の端数を切り捨てていました。
しかし、使用者には日ごとの労働時間につき1分単位で把握し、賃金を1分単位で支払う義務があります。1日につき1分を超える労働時間を切り捨てることは、労働基準法24条(賃金の全額払い)違反にあたります。そのため、貴社が現在提供している勤怠システムの中の「勤務時間丸め設定」は、フランチャイジーの違法行為を誘発するものだといえます。
つきましては、貴社がフランチャイジーに提供している勤怠システムの中の「勤務時間丸め設定」を廃止し、賃金を1分単位で支払う以外の選択肢を無くすよう要求いたします。
敬具
実際、ブラックバイトの組合員が所属するフランチャイジーが経営する店舗においては、出勤時間、退勤時間ともに15分単位で「丸め」る設定になっており、15分未満の端数が切り捨てられていました。


しかし、使用者には、日ごとの労働時間を1分単位で把握し、賃金を1分単位で支払う義務があります。1日につき1分を超える労働時間を切り捨てることは、労働基準法24条(賃金の全額払い)違反にあたります。
そのため、サークルKサンクスが提供している勤怠システムの中の「勤務時間丸め設定」は、違法行為を誘発するものだといえます。
そこで、ブラックバイトユニオンは、本日サークルKサンクス本社に対し、「勤務時間丸め設定」を廃止し、賃金を1分単位で支払う以外の選択肢をなくすよう求める公開要望書を提出しました。
労働時間を1分単位で支払わないという違法な労務管理は、コンビニ業界をはじめ様々な業界で行われています。こうした社会全体で広がる違法状況を是正するためにも、皆様に今回の要求の応援の意味を込めて、ネット署名でのご賛同とソーシャルメディアでの拡散をお願いします。
【以下、公開要望書の内容】
2016年3月15日
株式会社サークルKサンクス
代表取締役社長 竹内 修一様
ブラックバイトユニオン
共同代表 渡辺 寛人
公開要望書
拝啓
早春の候、貴社におかれましては、益々御清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
私たちブラックバイトユニオンは、学生アルバイトで働く若年労働者の労働条件の改善に取り組む個人加盟の労働組合です。
当組合は今年1月19日、貴社のフランチャイジーである株式会社コンビニ・Y&N(以下、Y&Nという)に対し、賃金不払い等の労働基準法違反を改善するよう団体交渉を申し入れました。同月28日、当組合はY&Nと団体交渉を行ったところ、貴社がフランチャイジーに提供している勤怠システムの中に、「勤務時間丸め設定」なるものが存在することが判明しました。そこでは、「15分」「10分」「5分」の単位で出退勤の時刻を丸めることができるようになっています。実際、当組合員の所属する店舗においては、出勤時間、退勤時間ともに「15分」単位で丸める設定になっており、15分未満の端数を切り捨てていました。
しかし、使用者には日ごとの労働時間につき1分単位で把握し、賃金を1分単位で支払う義務があります。1日につき1分を超える労働時間を切り捨てることは、労働基準法24条(賃金の全額払い)違反にあたります。そのため、貴社が現在提供している勤怠システムの中の「勤務時間丸め設定」は、フランチャイジーの違法行為を誘発するものだといえます。
つきましては、貴社がフランチャイジーに提供している勤怠システムの中の「勤務時間丸め設定」を廃止し、賃金を1分単位で支払う以外の選択肢を無くすよう要求いたします。
敬具
スポンサーサイト
ブラックバイトユニオン労働相談ボランティア募集説明会を開催します!
ブラックバイトユニオンでは、ブラックバイトが生じるメカニズムと有効な対策を研究し、ブラックバイトの情報を広くリサーチするとともに、ブラックバイトの摘発サポート・改善に乗り出すための学生ボランティアを募集しています。
下記日程でボランティア説明会を開催します。「ブラックバイトをなくしたい」「社会をよくするために何かしたい」という学生は、是非お気軽にご参加ください!この日程以外でも、ご連絡いただければ別途説明会を開くことが可能です。
説明会日程
※説明会は、1人30 分ほどの個別説明会の形で行います。
11月28日(土)
11月29日(日)
それぞれ13~17時
(ご都合の良い時間帯にお越しください。)
説明会場所
28日(土):ブラックバイトユニオン事務所
(東京都世田谷区北沢4-17-15 小田急線・京王井の頭線「下北沢」駅西口、京王線「笹塚」駅から徒歩10分)
29日(日)北沢タウンホール10階「らぷらす」情報・交流コーナー Aブース
(「下北沢」駅南口から徒歩4分)
◆相談ボランティアとしてできること
①ブラックバイト発見情報の収集、分析、報告書の作成
ブラックバイトで働いている学生から、ブラックバイトの情報を収集したうえで、その集計や分析、報告書の作成を担います。研修も行い、難しい知識の要らない作業もありますので、どなたでもボランティアに参加できます。
②ブラックバイトの啓発セミナー・労働法教育の実施
ブラックバイトの被害に遭う学生を減らすとともに、ブラックバイトを改善するための知識・対応策を普及するため、ブラックバイトの啓発セミナーや、高校での労働法教育を実施します。セミナーや労働法教育では参加型のワークショップも開催しますので、そのファシリテーターや運営側としての準備を担います。
③ブラックバイト相談への対応
ブラックバイトで働いている学生の相談に乗ったり、未払賃金の請求をサポートしたりします。相談はメールや電話、面談での対応があります。相談対応のための研修を行い、初めのうちは経験豊富な先輩ボランティアが一緒に対応するので、予めの専門的な知識等は不要です。
④労働基準監督署への同行支援
相談の中には、明確な労働基準法違反が行われている職場もあります。労働基準監督署に通報することで解決を目指す場合に、同行による通報サポートも行います。一人で労働基準監督署に行くのは心配だという人が多いので、その付き添いとその場でのアドバイスを行います。
⑤団体交渉・訴訟のサポート
ブラックバイトを改善させるために団体交渉や訴訟を行う場合には、その支援のために参加・傍聴に行きます。ブラックバイトで働く学生が団体交渉や訴訟を行うことは、精神的にも技術的にも大変なことなので、ボランティアがそのサポートに入ります。
ボランティアの関心のある方で、今回の説明会に来られない方は、まずお気軽にメールまたは電話にて、お問い合わせください。ご希望の方には、説明会や見学の機会も設けます。
ぜひ私たちと一緒にブラックバイトの撲滅のために活動しましょう!
03-6804-7245 (毎日8時~24時)
info@blackarbeit-union.com (終日)
◆ブラックバイトユニオンとは
ブラックバイトユニオンは2014年8月に設立され、学生アルバイトの問題に取り組んでいる労働組合です。これまでに約1000件のブラックバイトの相談に対応しており、会社との交渉や行政指導、調査・啓発活動などを通じて、問題の解決に取り組んでいます。
【連絡先】
〒155-0031 東京都世田谷区北沢4−17−15 ローゼンハイム下北沢201号
TEL:03-6804-7245
E-mail:info@blackarbeit-union.com
下記日程でボランティア説明会を開催します。「ブラックバイトをなくしたい」「社会をよくするために何かしたい」という学生は、是非お気軽にご参加ください!この日程以外でも、ご連絡いただければ別途説明会を開くことが可能です。
説明会日程
※説明会は、1人30 分ほどの個別説明会の形で行います。
11月28日(土)
11月29日(日)
それぞれ13~17時
(ご都合の良い時間帯にお越しください。)
説明会場所
28日(土):ブラックバイトユニオン事務所
(東京都世田谷区北沢4-17-15 小田急線・京王井の頭線「下北沢」駅西口、京王線「笹塚」駅から徒歩10分)
29日(日)北沢タウンホール10階「らぷらす」情報・交流コーナー Aブース
(「下北沢」駅南口から徒歩4分)
◆相談ボランティアとしてできること
①ブラックバイト発見情報の収集、分析、報告書の作成
ブラックバイトで働いている学生から、ブラックバイトの情報を収集したうえで、その集計や分析、報告書の作成を担います。研修も行い、難しい知識の要らない作業もありますので、どなたでもボランティアに参加できます。
②ブラックバイトの啓発セミナー・労働法教育の実施
ブラックバイトの被害に遭う学生を減らすとともに、ブラックバイトを改善するための知識・対応策を普及するため、ブラックバイトの啓発セミナーや、高校での労働法教育を実施します。セミナーや労働法教育では参加型のワークショップも開催しますので、そのファシリテーターや運営側としての準備を担います。
③ブラックバイト相談への対応
ブラックバイトで働いている学生の相談に乗ったり、未払賃金の請求をサポートしたりします。相談はメールや電話、面談での対応があります。相談対応のための研修を行い、初めのうちは経験豊富な先輩ボランティアが一緒に対応するので、予めの専門的な知識等は不要です。
④労働基準監督署への同行支援
相談の中には、明確な労働基準法違反が行われている職場もあります。労働基準監督署に通報することで解決を目指す場合に、同行による通報サポートも行います。一人で労働基準監督署に行くのは心配だという人が多いので、その付き添いとその場でのアドバイスを行います。
⑤団体交渉・訴訟のサポート
ブラックバイトを改善させるために団体交渉や訴訟を行う場合には、その支援のために参加・傍聴に行きます。ブラックバイトで働く学生が団体交渉や訴訟を行うことは、精神的にも技術的にも大変なことなので、ボランティアがそのサポートに入ります。
ボランティアの関心のある方で、今回の説明会に来られない方は、まずお気軽にメールまたは電話にて、お問い合わせください。ご希望の方には、説明会や見学の機会も設けます。
ぜひ私たちと一緒にブラックバイトの撲滅のために活動しましょう!
03-6804-7245 (毎日8時~24時)
info@blackarbeit-union.com (終日)
◆ブラックバイトユニオンとは
ブラックバイトユニオンは2014年8月に設立され、学生アルバイトの問題に取り組んでいる労働組合です。これまでに約1000件のブラックバイトの相談に対応しており、会社との交渉や行政指導、調査・啓発活動などを通じて、問題の解決に取り組んでいます。
【連絡先】
〒155-0031 東京都世田谷区北沢4−17−15 ローゼンハイム下北沢201号
TEL:03-6804-7245
E-mail:info@blackarbeit-union.com
「ブラックバイト・ハンティング」ボランティアを募集します!
この数年ほど、学生の間にブラックバイトがはびこり、授業・テスト・サークル活動等の学生生活に支障をきたすようになっています。テスト期間中であっても休めずにシフトに入ることを強要されて、単位を落としたり、留年したりする人も少なくありません。
なぜ近年になってブラックバイトが増えてきたのでしょうか。一つには、企業側の変化があります。20年ほど前まで、ほとんどの学生アルバイトは正社員の補助にすぎませんでした。しかし現在、企業は学生アルバイトを戦力化し、基幹的な労働力として位置づけることが増えました。また、学生側の生活状況の変化もあります。全般的に学費が高騰し、仕送りは減少し、奨学金も不十分なため、生活費の一部をバイトに頼らざるを得ない現状があります。
一方で、こうしたブラックバイトやブラック企業が問題化し、社会的な制裁の動きが現れ始めています。今年に入ってからようやく厚生労働省が動きだし、ブラック企業の企業名公表開始、塾業界に対する違法行為の是正要請、過重労働撲滅特別対策班による「ABCマート」の書類送検などが話題になりました。
また、昨年に立ち上がった私たちブラックバイトユニオンでも、すでに労働相談は1000件を超え、「グローバルワーク」「ローリーズファーム」などで有名な大手アパレル・アダストリアにおいて自腹ルールを是正し、個別指導塾最大手の「明光義塾」に対しては、2000を超える教室における労働環境の調査を要請し、調査を実施させました。
このような動きをさらに本格化するため、ブラックバイトユニオンでは「ブラックバイト・ハンティング」キャンペーンを開始します。ブラックバイト・ハンティングキャンペーンでは、ブラックバイトが生じるメカニズムと有効な対策を研究し、ブラックバイトの情報を広くリサーチするとともに、ブラックバイトの摘発サポート・改善に乗り出します。
そこでブラックバイトユニオンでは、ブラックバイトを摘発・改善するための学生ボランティア(ブラックバイト・ハンター)を募集します。
※キャンペーン特設サイト作りました。→http://blackarbeit-union.com/hunting/index.html
◆学生ボランティア(ブラックバイト・ハンター)としてできること
①ブラックバイト発見情報の収集、分析、報告書の作成
ブラックバイトで働いている学生から、ブラックバイトの情報を収集したうえで、その集計や分析、報告書の作成を担います。研修も行い、難しい知識の要らない作業もありますので、どなたでもボランティアに参加できます。
②ブラックバイトの啓発セミナー・労働法教育の実施
ブラックバイトの被害に遭う学生を減らすとともに、ブラックバイトを改善するための知識・対応策を普及するため、ブラックバイトの啓発セミナーや、高校での労働法教育を実施します。セミナーや労働法教育では参加型のワークショップも開催しますので、そのファシリテーターや運営側としての準備を担います。
③ブラックバイト相談への対応
ブラックバイトで働いている学生の相談に乗ったり、未払賃金の請求をサポートしたりします。相談はメールや電話、面談での対応があります。相談対応のための研修を行い、初めのうちは経験豊富な先輩ボランティアが一緒に対応するので、予めの専門的な知識等は不要です。
④労働基準監督署への同行支援
相談の中には、明確な労働基準法違反が行われている職場もあります。労働基準監督署に通報することで解決を目指す場合に、同行による通報サポートも行います。一人で労働基準監督署に行くのは心配だという人が多いので、その付き添いとその場でのアドバイスを行います。
⑤団体交渉・訴訟のサポート
ブラックバイトを改善させるために団体交渉や訴訟を行う場合には、その支援のために参加・傍聴に行きます。ブラックバイトで働く学生が団体交渉や訴訟を行うことは、精神的にも技術的にも大変なことなので、ボランティアがそのサポートに入ります。
このように、ブラックバイトをなくす手助けをしたい、当事者を支援したいという方は、お気軽にご連絡ください。個別の説明会の設定などを検討させていただきます。
◆「ブラックバイト・ハンティング」キャンペーンの全体像
「ブラックバイト・ハンティングキャンペーン」では、以下のことを進めていく予定です。
①労働基準監督署へのブラックバイト情報提供
ブラックバイトに苦しむ高校生や大学生等からブラックバイトの被害情報を収集して、厚生労働省労働基準局へ申し入れを行います。今年度中には100件以上のブラックバイト情報を厚生労働省労働基準局へ提供し、全国的かつ大規模な調査・摘発を促す予定です。
②過去2年間分の未払賃金キャッシュバック・キャンペーン
賃金不払いに苦しむ高校生や大学生等が、未払い残業代を取り返せるようサポートするキャンペーンです。ボランティアが残業代の計算や証拠資料の整理をサポートし、過去2年分の賃金を請求することで、ブラックバイトの経営者に反省と改善を促すことができます。
③コマ給集団訴訟
学習塾で働く多くの学生講師は、授業(コマ)の前後に従事する仕事(予習・報告書作成・カリキュラム作成等)に対してお給料が支払われていません。これは賃金未払いであり、労働基準法24条に違反する会社側の明確な違法行為です。ユニオンは、学習塾業界から賃金未払いの原因であるコマ給を一掃するため、学習塾業界で働く学生講師とともに、コマ給集団訴訟を実施します。
④ブラックバイト団体交渉
ブラックバイトを改善させるために、団体交渉を行います。団体交渉とは、ブラックバイトの被害に遭っている学生と、ブラックバイトを摘発するボランティアが協力して、ブラックバイトの経営者と直接交渉で労働条件を改善させる取り組みです。ブラックバイトは明白な違法行為をしているため、ユニオン側は交渉を有利に進めることができます。
◆ハンター(ボランティア)の応募
「ブラックバイト・ハンティングキャンペーン」のハンター(ボランティア)に関心のある方は、まずお気軽にメールまたは電話にて、お問い合わせください。ご希望の方には、説明会や見学の機会も設けています。
ぜひ私たちと一緒にブラックバイトの撲滅のために活動しましょう!
03-6804-7245 (毎日8時~24時)
info@blackarbeit-union.com (終日)
◆ブラックバイトユニオンとは
ブラックバイトユニオンは2014年8月に設立され、学生アルバイトの問題に取り組んでいる労働組合です。これまでに約1000件のブラックバイトの相談に対応しており、会社との交渉や行政指導、調査・啓発活動などを通じて、問題の解決に取り組んでいます。
【連絡先】
〒155-0031 東京都世田谷区北沢4−17−15 ローゼンハイム下北沢201号
TEL:03-6804-7245
E-mail:info@blackarbeit-union.com
「ブラックバイト・ハンティングキャンペーン」特設サイトをオープンしました!
「ブラックバイト・ハンティングキャンペーン」特設サイトをオープンしました!
http://blackarbeit-union.com/hunting/index.html
ブラックバイトユニオンでは、ブラックバイトを摘発・改善するための学生ボランティア(ブラックバイト・ハンター)を募集しています。詳しくはキャンペーン特設サイトをご覧ください。
http://blackarbeit-union.com/hunting/index.html
ブラックバイトユニオンでは、ブラックバイトを摘発・改善するための学生ボランティア(ブラックバイト・ハンター)を募集しています。詳しくはキャンペーン特設サイトをご覧ください。
「ブラックバイト・ハンティング」ボランティアを募集します!

この数年ほど、学生の間にブラックバイトがはびこり、授業・テスト・サークル活動等の学生生活に支障をきたすようになっています。テスト期間中であっても休めずにシフトに入ることを強要されて、単位を落としたり、留年したりする人も少なくありません。
なぜ近年になってブラックバイトが増えてきたのでしょうか。一つには、企業側の変化があります。20年ほど前まで、ほとんどの学生アルバイトは正社員の補助にすぎませんでした。しかし現在、企業は学生アルバイトを戦力化し、基幹的な労働力として位置づけることが増えました。また、学生側の生活状況の変化もあります。全般的に学費が高騰し、仕送りは減少し、奨学金も不十分なため、生活費の一部をバイトに頼らざるを得ない現状があります。
一方で、こうしたブラックバイトやブラック企業が問題化し、社会的な制裁の動きが現れ始めています。今年に入ってからようやく厚生労働省が動きだし、ブラック企業の企業名公表開始、塾業界に対する違法行為の是正要請、過重労働撲滅特別対策班による「ABCマート」の書類送検などが話題になりました。
また、昨年に立ち上がった私たちブラックバイトユニオンでも、すでに労働相談は600件を超え、「グローバルワーク」「ローリーズファーム」などで有名な大手アパレル・アダストリアにおいて自腹ルールを是正し、個別指導塾最大手の「明光義塾」に対しては、2000を超える教室における労働環境の調査を要請し、調査を実施させました。
このような動きをさらに本格化するため、ブラックバイトユニオンでは「ブラックバイト・ハンティング」キャンペーンを開始します。ブラックバイト・ハンティングキャンペーンでは、ブラックバイトが生じるメカニズムと有効な対策を研究し、ブラックバイトの情報を広くリサーチするとともに、ブラックバイトの摘発サポート・改善に乗り出します。
そこでブラックバイトユニオンでは、ブラックバイトを摘発・改善するための学生ボランティア(ブラックバイト・ハンター)を募集します。
◆学生ボランティア(ブラックバイト・ハンター)としてできること
①ブラックバイト発見情報の収集、分析、報告書の作成
ブラックバイトで働いている学生から、ブラックバイトの情報を収集したうえで、その集計や分析、報告書の作成を担います。研修も行い、難しい知識の要らない作業もありますので、どなたでもボランティアに参加できます。
②ブラックバイトの啓発セミナー・労働法教育の実施
ブラックバイトの被害に遭う学生を減らすとともに、ブラックバイトを改善するための知識・対応策を普及するため、ブラックバイトの啓発セミナーや、高校での労働法教育を実施します。セミナーや労働法教育では参加型のワークショップも開催しますので、そのファシリテーターや運営側としての準備を担います。
③ブラックバイト相談への対応
ブラックバイトで働いている学生の相談に乗ったり、未払賃金の請求をサポートしたりします。相談はメールや電話、面談での対応があります。相談対応のための研修を行い、初めのうちは経験豊富な先輩ボランティアが一緒に対応するので、予めの専門的な知識等は不要です。
④労働基準監督署への同行支援
相談の中には、明確な労働基準法違反が行われている職場もあります。労働基準監督署に通報することで解決を目指す場合に、同行による通報サポートも行います。一人で労働基準監督署に行くのは心配だという人が多いので、その付き添いとその場でのアドバイスを行います。
⑤団体交渉・訴訟のサポート
ブラックバイトを改善させるために団体交渉や訴訟を行う場合には、その支援のために参加・傍聴に行きます。ブラックバイトで働く学生が団体交渉や訴訟を行うことは、精神的にも技術的にも大変なことなので、ボランティアがそのサポートに入ります。
このように、ブラックバイトをなくす手助けをしたい、当事者を支援したいという方は、お気軽にご連絡ください。個別の説明会の設定などを検討させていただきます。
◆「ブラックバイト・ハンティング」キャンペーンの全体像
「ブラックバイト・ハンティングキャンペーン」では、以下のことを進めていく予定です。
①労働基準監督署へのブラックバイト情報提供
ブラックバイトに苦しむ高校生や大学生等からブラックバイトの被害情報を収集して、厚生労働省労働基準局へ申し入れを行います。8月中には100件以上のブラックバイト情報を厚生労働省労働基準局へ提供し、全国的かつ大規模な調査・摘発を促す予定です。
②過去2年間分の未払賃金キャッシュバック・キャンペーン
賃金不払いに苦しむ高校生や大学生等が、未払い残業代を取り返せるようサポートするキャンペーンです。ボランティアが残業代の計算や証拠資料の整理をサポートし、過去2年分の賃金を請求することで、ブラックバイトの経営者に反省と改善を促すことができます。
③コマ給集団訴訟
学習塾で働く多くの学生講師は、授業(コマ)の前後に従事する仕事(予習・報告書作成・カリキュラム作成等)に対してお給料が支払われていません。これは賃金未払いであり、労働基準法24条に違反する会社側の明確な違法行為です。ユニオンは、学習塾業界から賃金未払いの原因であるコマ給を一掃するため、学習塾業界で働く学生講師とともに、コマ給集団訴訟を実施します。
④ブラックバイト団体交渉
ブラックバイトを改善させるために、団体交渉を行います。団体交渉とは、ブラックバイトの被害に遭っている学生と、ブラックバイトを摘発するボランティアが協力して、ブラックバイトの経営者と直接交渉で労働条件を改善させる取り組みです。ブラックバイトは明白な違法行為をしているため、ユニオン側は交渉を有利に進めることができます。
◆ハンター(ボランティア)の応募
「ブラックバイト・ハンティングキャンペーン」のハンター(ボランティア)に関心のある方は、まずお気軽にメールまたは電話にて、お問い合わせください。ご希望の方には、説明会や見学の機会も設けています。
ぜひ私たちと一緒にブラックバイトの撲滅のために活動しましょう!
03-6804-7245 (毎日8時~24時)
info@blackarbeit-union.com (終日)
◆ブラックバイトユニオンとは
ブラックバイトユニオンは2014年8月に設立され、学生アルバイトの問題に取り組んでいる労働組合です。これまでに約600件のブラックバイトの相談に対応しており、会社との交渉や行政指導、調査・啓発活動などを通じて、問題の解決に取り組んでいます。
【連絡先】
〒155-0031 東京都世田谷区北沢4−17−15 ローゼンハイム下北沢201号
TEL:03-6804-7245
E-mail:info@blackarbeit-union.com